Cees Braakman

SwankySystemsさんからお預かりしたチークのサイドボードです。 パーティクルボードで構成されたものでしたが、湿気や経年による狂いは、ほとんどなく突き板の浮きや剥がれもありませんでした。 半世紀以上前の家具とは、とても思えません。当時のボンドとプレスの技術に、とても感心させられます。 天板と中立の組手に木と金属のダボを併用したり、建具のフレキシブルマグネット、丁番のおさまり、またその丁番のビスの位置(見附)にはダボを打ちそれに効かせてあります。 抽斗には成型合板を用いる等、とても挑戦的で創造力に充ちた家具です。金属の脚の上にスクエアで杢理の主張を抑えた表情の奥に作者の意図が見えてきます。 前記しましたが、パーティクルボードで構成されている為、日本の湿気に少し気を使った塗料でタンポ塗りしました。また、木肌の荒れや灼けによる色のバラツキをわずか顔料で、追っています。 SPAM FURNISHING

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