DINNING TABLE

ダイニングテーブルをお預かりしています。写真は、楢の脚ですが、斑の多い杢理で、かたちも独自のものです。その脚に手を入れていたのですが、ひとつの脚の床から40センチくらいのところにシミのようなところがあって、楢の灰汁か何かと。そんな時2歳の娘が、家のテーブルで小さな椅子に腰掛け教えてくれました。この脚のシミは、お母さんのごはんが美味しくて、お父さんとのおはなしが弾んで、うれしくてたのしくての足をバタバタしての結果がそこにあるのだとおもいます。リペアはそのシミを消してしまいます。けれど、その家具が過ごした時間や場所は、その所作となりずっと一緒です。

 

生まれは、スウェーデンの美しい田舎町だそうです。

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